コラム みすず野
6月25日(日)
 「日本は食も宿も移動も安全で安心。バスや電車でも爆睡できます」。そんな国はないのだから、変わる必要はない。「でも、外国人にはあうんの呼吸、通じ ません」。したがって、説明する必要がある◆流ちょうな日本語で語ったのは米国人のルース・マリー・ジャーマンさん。松本市内で開かれた特別講演会(タイ ムス広告会主催)を聴いた。説明する必要と言われても、英語ではちょっと、と構えてしまうが、「外国人は難しいことを尋ねたいわけではないので、言い方と ハートで伝わります。それに日本人の発音はきれいで、わかりやすい」◆自信を持って、言い方を少し勉強しましょうと。訪日外国人観光客数が右肩上がり、海 外旅行する日本人の数を逆転した。昨年は過去最高の2400万人以上が訪れ、使ったお金は3兆7000億円を超えた。観光立国になりつつあり、松本の街を 歩いていても、外国人に出会わない日はまずない◆市民有志でつくる「新まつもと物語」が、松本の良さを外国人に伝えよう、とワークショップを何回か開いた が、こうした取り組みが大事だ。もてなし力を磨いて、リピーターを増やしたい。